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G-雑記

社会人のたまに更新されるぼんやりとしたブログ

琴奨菊関初優勝

せっかくなので書かないとですね。
ただ、長くなるので書きたい事だけ書きます。

2016年初場所、14勝1敗で琴奨菊が初優勝しました。
10年ぶりの日本出身力士の幕内最高優勝です。
(日本人だと2012年夏場所の旭天鵬以来)

正直なところ、場所前は琴奨菊が優勝するとは思っていませんでした。
多分相撲ファンの多くは同じだと思いますが、
いい意味で予想を裏切ってくれました。

12日目まで3横綱を破り、12連勝した後の13日目。
相手は同い年で中学時代からのライバル、豊ノ島。
決して内容は悪くなかったのですが、足がついていかず、土俵際で落ちてしまいました。
この時点で白鵬と1敗で並んだことで、優勝はかなり厳しくなったと思いました。
ですが、14日目の栃煌山との取り組みはその影響を全く感じさせず、
これまで通り前に出る相撲を徹底していました。
この勝利を見て、優勝はかなり期待できるのではないかと思い始めました。
そのあと、白鵬が不可解な負け方をし、確信しました。

千秋楽。豪栄道を破り、自身が勝つことで優勝を決めました。
そのあと花道を引き揚げる中、笑顔で出迎える豊ノ島。
もうこれは涙ものですね。
そのあとの豊ノ島の「一番優勝してうれしい人だし、一番優勝されて悔しい人」
というのが、二人の関係を表しててすごく素晴らしいです。


来場所はどうなるか、全然わかりませんが、やはり琴奨菊に期待しましょう。
そして、これまで優勝に近いといわれてきた稀勢の里にも。

これまでおかしな負け方を繰り返してきた白鵬は元通りになるのか。
日馬富士、鶴竜はまた優勝してくれるのか。
照ノ富士はケガから復活できるのか。
豪栄道は元の相撲を取り戻せるか。

そしてさらに、琴奨菊の弟弟子、琴勇輝にも期待しましょう。
来場所おそらく新三役。上位に通じるまで強くなったか、楽しみです。

来場所もまだまだ楽しみがいっぱいです。

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