夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 森見 登美彦 読書 2009年03月31日 「先輩」と「彼女」との間の微妙な距離感と、 近づきたいのに近づけない「先輩」の必死さ、 「彼女」のスルースキルの生み出すおかしなお話。 2人の視点がめまぐるしく入れ替わったり、 しばらく片方だけで進んだりすることにな慣れるのに少し時間が掛かりました。 基本的な見分け方は口調と一人称。 ありえそうでありえなさそうな話、 オチがもうちょっと普通だったらよかったんですが。 (自分としてはあまり変なオチは欲しくなかったです) この人の小説は登場人物に無駄のないところがすごいと思います。 PR