学力があぶない 大野 晋, 上野 健爾 岩波書店 読書 2008年10月26日 2001年の本なのでデータは古いですが、考察される学力の「危機」は決してずれたものではありません。 基本的には教える側の問題点や、制度上の問題点が述べられています。一番共感した点、そしてこれから気をつけようと思った点は、教師は偉いと思われなければいけない、友達感覚では信頼は生まれない、ということです。自分の尊敬している先生はまさにそんな人です。この人についていけば必ず力が付く、と思える人。だからこそ頑張ろうと思えるんです。 教育制度は簡単に変えることは出来ません。やれる範囲で、最善の方法を考える。それが教える側最大の努力ではないでしょうか。 PR